英検とTOEICのアーカイブ

英検準1級とTOEICのレベル

英語の能力を示す為の資格試験といえば、
社会人であればTOEIC、学生さんであれば英検という認識がありますが、
実際はどのような違いがあるのでしょう?

 
実際の試験自体のレベルでいうと、
英検準一級の方は長文読解などのレベルがTOEICよりも難しいです。

 
これは、私が同時期に、この二種の試験を受験した印象です。

 
TOEICの特徴としては、ビジネス上で必要とされる
Eメールや日常生活で使われるスタンダードな表現などが多く見られます。

 
一般的には英検準一級合格レベルというのは
TOEICの730点前後相当
といわれているようです。

 
私は、ほぼ同時期に英検とTOEICを受験した結果、
TOEICでは830点獲得し、英検準一級の合格を手にしましたが、
比較すると英検の問題の方が難しいと感じました。

 
TOEICは、ビジネス上や日常で見られる英語の広告やインヴォイス、
英語のEメールなどを速読し要点を理解
するという内容に関して
相当のボリュームがあります。

 
一方英検準一級の方は、読む、聞く、書く、話す、すべてにおいて
TOEICよりも、もう少し専門的な内容であり、
語彙も日常生活やビジネスの場では頻繁に使わないものも出てきます。

 
ですから、英検とTOEICはまったく目的が別の試験であり、
一概に英検準一級とのレベルを比較することは難しいのです。

 
とは言え、英語の試験のメインストリームでもある、
この2つの資格試験ですからやっぱり気になる存在です。

 
次の章では英検準一級とTOEICのスコア比較を紹介します。

英検とTOEICのスコア比較

英検準一級とTOEICの得点を比較したら、大体スコアはどういう相対関係にあるでしょうか?

 
英語の資格としては代表的なこの2つの試験、
やはり気になりますよね?

 
でも、目的、内容が全く違うタイプの、英検とTOEICのスコアを
正確に比較することは、一概には出来ないようです。

 
ただし、TOEICの公式ウェブサイトで紹介されている統計で、
英検準一級取得者とTOEICスコアの相対関係のグラフを見ると、
英検準一級合格者はTOEICで745〜794点を取得している人が一番多く、
その次はTOEICで695〜744点取得した人が次いで多くなっています。
そして795〜844点が続いています。

(これは2001年9月23日実施の“TOEIC公開テストの受験者にアンケートをとった結果です。)

 
という事は、英検準一級のレベルというのは
TOEICの700点台半ば〜後半
という事が出来るかも知れませんね。

 
ここで私の経験談ですが、仕事で英語を使ったことがある、
また海外で生活しているというバックグラウンドも含め、
この二つの資格試験を比較してみると、こんな印象です。

 
【TOEICはビジネス英語を使った事がある+英語を日常生活で使っている
という状況ではあまり勉強しなくても点をある程度稼げます】

 
でも、英検準一級は
【上記のバックグラウンドがあっても、
事前に勉強しないと合格はできなかった】

 
これが正直なところです。

 
英検とTOEICは、二種の全く異なる試験ではあることが前提ですが、
このスコア比較、ご自身の資格取得の際の目安に参考にされて下さい。

履歴書に書くならどっち?

英検準一級の受験を志したあなた。

 
せっかく合格を目指すのであれば、
就職や転職に役立てたい
ですよね。

 
世間一般の評価はどんなものでしょうか?

 
履歴書の資格の欄に書くのであれば、英検なら二級以上、
TOEICであれば700点台以上
であれば、
英語の能力があるという証明になるレベルと言われています。

 
ここで、2つの試験の大きな違いですが、
英検は一度取得すると永遠に有効な資格である一方で、
TOEICはそのスコアは二年間有効であるという点です。

 
ですから、TOEICであれば、二年以上前に取ったスコアは
履歴書には書けません。

 
ただし、英検もずっと有効とは言え、
10年以上前とか、あまりにも過去に取得したものであれば、
現在の実力を証明するものとしては面接官に与える印象は薄いかも知れませんね。

 
転職活動などで、志望している職種が、
いったいどれくらいの英語力を必要としているのかをふまえた上で
履歴書を作成するわけですが、
求人情報などを閲覧してみると、英語を必要とする職種にしぼると、
英検準一級以上、またはTOEICスコアが800点以上という
条件の仕事が多いように見受けられます。

 
 
 
せっかく英検準一級の合格を志すのであれば、
合格したら、転職や仕事に活かしたい、などの将来の目標を立てる事も
勉強の張り合いになって良いですね。