英検準1級とはのアーカイブ

試験日程と申込みについて

受験するからには知っておきたい、英検準一級の基本情報です。

一般的には「英検(えいけん)」と呼ばれていますが、
正式名称は『実用英語技能検定』といいます。

第一回検定が6月(一次試験)7月(二次試験)、
第二回検定が10月(一次試験)11月(二次試験)、
第三回検定が1月(一次試験)2月(二次試験)に行われています。

 これを見ても分かる通り、受験は一年で3回のチャンスしかありません。

 
受験回数をみても、年に8回も開催されるTOEICと比べて、
再受験の気軽さにすこーし欠けるかもしれませんね。

 
もし、一次試験が合格し、二次試験が不合格になってしまった場合でも
一次試験免除のシステムがある
ので大丈夫!

 

一年間は二次試験のみの受験が可能
です。

 
また、一級と準一級を受けたい、とか、
二級と準一級を受けたいというダブル受験も、
同じ試験会場、同じ試験日で午前と午後、という風に
連続して受ける事ができます。

 
ダブル受験の申し込みをするときは願書が二枚必要なのでお間違えなく!

 
英検の申し込みは一次試験の試験日の約3ヶ月前から
1ヶ月前くらいまで受け付けています。

 
英検の申し込みに関しては、個人と学校/団体受験の2種類があります。

 
この情報をご覧になっている方の多くは、
恐らく個人でお申し込みの方が大半でしょうから、
ここでは個人受験について紹介します。

 
申し込みはインターネット、コンビニ、書店の3つの方法があります。

 
書店での申し込みは、他2つの方法でのお申し込みよりも
締め切りが早いので、必ず日付をチェックし、間違いなく申し込むようにしましょう。

 
十数年前まではインターネットなど一般家庭に普及していませんでしたから、
私の学生時代の英検の申し込みは学校か書店と決まっていました。

 
でも、今ではインターネットでの申し込みは自宅からできるし、
クレジットカードがあればその場ですぐに申し込みが完了し
何かと便利なのでおススメです。

 
又、インターネットでお申し込みの際に英検IDとパスワードが発行されるのですが、
これを持っていて便利なのは、郵送で結果が送られてくるよりも前に
インターネット上で自分の試験結果速報が見られる事です。

 
次回受験の申し込みや、試験結果を後になって見返す時など
何かと役立ちますので英検IDを発行しておくことを是非ともお勧めします。

 
申し込みの際に注意なのは、下記の場合はネットの申し込みが出来ない事です。

1メールアドレスを持っていない方。
 
今はホットメールやGmail、ヤフーメール等のフリーメールアドレスを
誰でも気軽に作って利用する時代ですから、
1 のケースに当てはまる方は少ないかと思いますが、
以上の条件に当てはまってしまう方は、
書店かコンビニでのお申し込みとなります。

2受験票と合否結果表を発送する先が日本ではない方。

 
検定料は

1級 7500円
準1級 6000円
2級 4100円
準2級 3600円
3級 2500円
4級 1500円
5級 1400円 

です。

試験内容について

受験すると決めたらやはり一番気になるのが試験内容ですよね。

 
試験が開始する時間に関してですが、
集合時間は午前9時30分で、終了予定時間は12時となっています。

 
準一級の二次試験は原則として午前中に行われます。

では、英検準一級の試験ではどんな問題が出るのでしょうか?

筆記試験は下記のような内容です。

 

(1)語彙•熟語問題

単語問題が全25問でます。
各一点で合計25点満点。
なんと、合計99点満点中、25点が単語の問題です。
25%が単語にかかっているという事です。

 
これを見て分かるように、英検準一級対策には
単語の学習にも十分力をいれる必要がある、という数字ですよね。

 
ただし、語彙•熟語の問題といっても、絶対これが出る!という予測が立てにくいので、
目標は6−7割程度の正解率にしましょう。

 
 

(2)長文の語句空所補充問題

 
300語程度の英文が2問出ます。

一つの英文の中で3カ所が空欄になっていて、4択の中から正解の一つを選択します。
全6問。各一点。合計6点満点。 
 
 

(3)長文の内容一致問題

400語程度の英文が3題。
それぞれの英文に3~4つ問題が出題。

 
設問の内容と内容が一致している文章を4択の中から選ぶものと、
疑問文の正解文章を選択肢の中から選ぶタイプと二つあります。

全10問、各2点。合計20点満点。

2、3の長文読解が合計26点満点です。

これも全体の約26%の配点です。

 
常日頃より、英字新聞やウェブニュースを読むなどして
「英語を読むこと」に抵抗が無い + 理解ができ質問に答えられるというレベルまで
読解力を着けておきましょう。

 
この長文問題に関しては7−8割の正解率を目標に。


(4)作文

英作文を実際に作るという問題です。
Eメールを読んでそれについて自分の意見を100語程度にまとめます。

全1問。合計14点満点。

 

リスニング問題

Part1会話の内容一致問題で4択です。

各2点、全6問で配点は12点です。

  
Part2 文章の内容一致問題で4択です。

こちらも同じく、各2点、全6問で配点は12点です。

  
Part3 シチュエーション、REAL-LIFE形式の内容一致問題で4択です。

各2点、全5問で配点は10点です。

 
合計34点満点。

 
 
こちら、リスニングは7割以上の正解率を目標としたいですね。

英検準一級の合格率は大体7割と言われています。

まずは英検準一級の試験内容がどういうものなのかを把握し、
その上で自分の得意•不得意分野を分析し、どの問題で点数を多く稼ぐかをしっかり固めておきましょう。

試験結果について

受験して真っ先に知りたいのは試験結果ですね!

英検の良い所は、
試験問題を自宅に持ち帰る事が出来る点
です。

 
マーク式の解答用紙と同じ答えを自分の問題用紙にも書き取って下さい。

解答速報は、日本英語検定協会のホームページ上
試験日の次の月曜日、午後二時以降(あくまで予定)に発表されますので、
試験当日に持ち帰った問題用紙から自己採点をする事が可能です。

 

ただし、英検準一級の場合は英作文がありますので、
これは自己採点が出来ませんので、最終的な合否を判断するのは難しいですが、
それ以外のマーク式の結果の確認はできます。

 
英検ウェブサイトで合格点が発表されるのが一次試験から約10日後です。

 
また、ご自身が合格したかどうかがわかる、合否結果/成績表の閲覧が
試験日から約2週間後
にできるようになります。

 
二次試験の合否結果は二次試験から約10日後にわかります。

 
また、もしも必要であれば、就職や入試に利用する為の
「合格証明書」も発行してもらえます。

 
これとは別に、「合格証書」というものが
合格者全員に送付されてきます。

 
これは再発行が出来ないので、必要になった場合は
合格証明書の発行依頼をして下さい。

 
また、英検準一級以上を取得するとアメリカ、カナダ、オーストラリアに留学できる、
「英検留学」というシステムがありますが、
このように海外留学ビザ申請の為のスコアレポートの場合、
この証明書は海外の機関では有効ではないので、
別途発行の依頼と手続が必要です。

 
合格したら、英検資格の場合有効期限はありませんので、
就職や転職に必要であれば、
何年たっても合格証明書を発行してもらえるのが嬉しいですね。

英検準1級で出来ること

英検準一級資格を持っていると、どんなメリットがあるでしょう?

代表的なものに、大学入試優遇や教員採用試験で優遇される
というものがあります。

 
また、文部科学省では、英語教員が備えておくべき英語力の目標値の設定を、
英検準1級、TOEFL550点、TOEIC730点程度としています。

英語の先生はこれくらいの英語力を求められているんだという
目安になりますね。

意外な所では、英検ウェブサイトでも紹介されていますが、
英検準一級を取得すると英検留学が可能です。

英検準一級程度の英語力があると、生活の上でどんな事が
英語で出来ると思いますか?

英検準一級のレベルは大学中級程度と言われています。

大学の中級程度っていっても、どんなレベルかピンとこないですよね。

英検準一級のレベルは、

「社会生活での英語が十分理解できて、
使用することができるレベル」
とされています。

 
では具体的に見てみましょう。

 
 


『読む』

英字新聞や雑誌、英語のウェブサイトなどを見て、要点を理解できる。
英語の小説を読める。
英語で取扱説明書を読める。
英語でEメールのやりとりなどができる。


『リスニング』

テレビやラジオの英語のニュースや講演を聞き要点を把握できる。
公共交通機関などでアナウンスの指示や連絡事項などを聞いて理解できる。
電話でのオーダー、問い合わせなどのやりとりが出来る。


『話す』

自分が調べた事をまとめて、プレゼンテーションなどとして話す事が出きる。
抗議やプレゼンを聞いた後に、質問をしたり自分の意見を述べたりできる。
商品やサービスの苦情が言える。
英語圏で生活して困らない程度に話せる。

(病院で健康状態を述べたり、郵便局、図書館、
レストランや病院などの予約が出来る)

見た映画や本のあらすじを英語で話せる。


『書く』

自分の興味関心のある事や日常生活について、
考えや意見を文章にまとめて書く事が出来る。
日本文化についてなどの紹介文を書く事が出来る。

 
 
以上の事柄が英語で出来る=英検準一級合格ラインに達すると
定義づけられているようです。

これを筆記90分、リスニング25分、スピーキング8分の中で判定するわけです。

 
私は英語圏に住んで二年程になりますが、
リスニングは本当に苦手で、英語のニュースの内容などは
大体の内容は理解できても、しっかり理解して自分で要約したり、説明なんて出来ない程度です。

 
『もしかしたら、海外に住んでいる人なら英検準一級なんて簡単に合格できるだろう』

と思われるかも知れません。

 
でも、住む事ならはっきり言って誰でも出来ますし、
中学レベルの英語が出来れば生活に必要な会話ができるのです。

 
海外に住んでいる事が英検準一級の合格につながったかも?と感じた分野は、
リスニングと二次試験。

 
それ以外の分野はもし一切勉強しなければ、
私の場合は合格には結びつかなかった
でしょう。

 
上で紹介した『英検準一級のレベルでできること』は非常に理想的であり、
私の場合、たとえ英検準一級に合格したとは言え、
すべてこなす程の英語力を身につけるにはまだまだ努力が必要だな、という印象です。